弁護士紹介
弁護士越知 覚子 Ochi Satoko
大阪事務所 大阪弁護士会所属
- - 重点取扱分野
- コンプライアンス
- コーポレートガバナンス
- シンジケート・ローン
- プロジェクト・ファイナンス
- 不動産
- 企業取引
- 債務整理
- 債権回収・保全
- 危機管理
- 成年後見
- 税務争訟
- 競争法
- 行政訴訟
- 遺言・相続
- 銀行法務
経歴
関西大学法学部法律学科 卒業
2005年11月 弁護士登録(58期)勤務弁護士として執務
2007年3月 財務省近畿財務局勤務(任期付職員)理財部審査業務課に所属(金融証券検査官)
2009年6月 財務省近畿財務局を任期満了により退職
2009年11月 公正取引委員会勤務(任期付職員)審査局に所属(審査専門官(主査))
2013年3月 公正取引委員会を任期満了により退職
2013年4月 当事務所にて執務
2019年3月 公認不正検査士 登録
ご挨拶
約5年半、任期付職員として公務に従事してまいりました。
近畿財務局では金融証券検査官として多くの金融検査業務(預金取扱金融機関・貸金業等)に従事し、公正取引委員会では審査専門官(主査)として、多くの独占禁止法違反事件(カルテル事件・優越的地位の濫用事件等)の審査業務及び審判業務に従事いたしました。
退官後は、弊所において、金融法務や競争法関連を中心に、企業や個人の方が抱える取引上の問題に幅広く対応させていただいております。監督官庁・規制官庁の内部で専門性の高い職務に従事した経験をもとに、皆様に一味違ったリーガルアドバイスをご提供させていただきます。
「紛争が起きてから」の対応ではなく、「紛争が起きる前」の対策が重要です。
リスクを回避するのみではなく、ご依頼者のニーズを踏まえつつ、内在するリスクを回避しつつ当該ニーズを実現する方策をご提案させていただくことで、紛争を回避しつつご依頼者の企業戦略や経済的発展に助力させていただきます。
公務にて培った専門性と感性を武器にしつつ、ご依頼者が「前に進む」ために必要なリーガルサポートをご提供し、「共に」前進する弁護士でありたいと願っております。
是非、お気軽にご相談いただければと存じます。
所属団体等
競争法実務研究会
大阪弁護士会 独占禁止法実務研究会
日本CSR普及協会 近畿支部 事務局
大阪弁護士会 法教育委員会
大阪弁護士会 紛議調停委員会
岸和田商工会議所女性会 理事
2022年より、プライム市場企業の社外取締役に就任
取扱言語
日本語
主な取扱
事件等
主に企業活動に関する案件全般(商取引に関する紛争・コンプライアンス体制の構築・危機管理体制の構築など)を取り扱っております。
特に競争法(独占禁止法・下請法等)関連を重点的に取り扱っており、これまで以下のような案件に携わりました。
【競争法(独占禁止法・下請法等)関連】
・カルテル・談合・優越的地位の濫用被疑事件の立入検査等(任期付職員として)
・優越的地位の濫用行為を受けた事業者による公取委への申告(申告者側代理人)
・優越的地位の濫用被疑事実に関する公取委調査への対応(事業者側代理人)
・下請法違反を受けた事業者による公取委への申告(申告者側代理人)
・下請法調査対応(公取委より勧告相当との意見を受けた案件について、折衝の結果、勧告を回避した事例など)
・その他、下請法に関する相談対応多数
著書・講演等
著書等
・不当な取引制限 公益財団法人公正取引協会主催 平成26年度独占禁止法入門講座(2014/5)
・ビジネスを促進する独禁法の道標・『総代理店契約と並行輸入の検討事項』 Business Law Journal No.77(2014/8)
・「締結済みの契約の無効を前提とする、独禁法24条に基づく差止請求」 ジュリスト No.1477(2015/3)
・「ビジネスを促進する独禁法の道標」(共著・レクシスネクシスジャパン・2015/7)
・「独占禁止法相談ハンドブック」(共著・大阪弁護士会協同組合・2021/11)
講演
・公益社団法人 公正取引協会平成26年度 独占禁止法入門講座(2014)
・大阪弁護士会 弁護士向け研修「私的独占と優越的地位の濫用について(2016)
・関西大学法科大学院講義「独占禁止法入門」(2017)
・大阪弁護士会 弁護士向け研修「下請法」(2021)
・弊所主催「「パートナーシップによる価値創造のための転嫁円滑化施策パッケージ」等を踏まえた独禁法・下請法セミナー」(2022)
その他、コンプライアンス全般をテーマとした社内研修や独禁法・下請法分野をテーマとした社内研修を多数ご依頼いただいております。