弁護士紹介
経歴
京都大学法学部卒業
1970年4月 奈良地方裁判所判事補
1980年4月 大阪家庭裁判所判事
1984年4月 東京地方裁判所判事(東京高等裁判所判事職務代行)
1995年4月 大阪地方裁判所判事・部総括
2001年1月 和歌山地方家庭裁判所所長
2002年6月 大阪高等裁判所判事・部総括
2004年9月 神戸地方裁判所所長
2007年4月 大阪家庭裁判所所長
2008年9月 高松高等裁判所長官
2010年4月 京都大学大学院法学研究科教授
2015年6月 弁護士登録
ご挨拶
この度同期の畏友山田庸男弁護士のご厚意により、当事務所に客員弁護士として勤務させていただくことになりました。
私は、約40年間裁判官として勤務し、多摩川水害訴訟(第一次控訴審)、和歌山不老橋景観訴訟、和歌山マリーナシティ境界確定訴訟、変額保険・ワラント関係訴訟、山口組組長に対する損害賠償訴訟などの多くの民事事件を担当し、また、大阪家庭裁判所における家事事件などを担当してまいりました。
定年退官後は、京都大学大学院法学研究科教授として主として法科大学院における「民事訴訟実務の基礎」等の実務科目を担当し、法曹養成に携わり、また、この間、大阪弁護士会の利用者満足向上プロジェクトに外部委員として関わるという得難い経験もいたしました。
これらの経験に照らし、法的な紛争解決における弁護士の職務・活動の重要性(特に紛争予防活動、訴訟だけでなく様々な紛争解決手段における適切な活動)や、利用者の目線に立った弁護士活動を通じて利用者の満足を図ることの必要性を痛感しています。
わかりやすく利用しやすい弁護士として皆様の紛争解決のお手伝いをさせていただきたいと願っています。
取扱言語
日本語
著書・講演等
「遺産から生じた果実」家庭裁判月報
「判例に見る離婚原因の判断」新日本法規出版株式会社 共同監修
「民事手続きにおける法的審問について」ケルン大学・京都大学シンポジウム ケルン大学における講演